毎日のケアどうしていますか?
2026年10月16日
虫歯がないとなかなか歯科医院には行かないし、日頃の歯磨きを振り返ることもないと思います。
歯は適切なケアをしないと将来の健康リスクが大!
「何かあってから」ではなく「いい状態をこれから長く続ける」ために、歯のメンテナンスを今こそ仕切り直してみませんか。
みなさん毎日歯ブラシはしていると思いますが、データによると、日本では毎日フロスをしている人は21%しかおらず、28%の人は全く使用していないとのこと。
良好な口腔ヘルスのためには歯ブラシに加えてフロスも使う必要がありますが、行っていない人が多いのが現状です。

また、歯周病などの口腔疾患が他の病気に繋がっていることがわかっていますが、WHO(世界保健機関)の発表によると、世界で35億人以上が口腔疾患を抱えているそうです。
毎日のケアにどんな物を使ったらいいのか、どのように使ったらいいのか。わからないことがあればいつでも当院にお尋ねください!
歯をできるだけ残すために!
2026年10月1日

毎日歯磨きしている人は多いと思いますが、週5日以上歯間まで掃除していますか?
歯ブラシだけで簡単に歯磨きを済ませていると、歯周病や再発虫歯を防ぐことは難しく、将来的に歯を失う大きなリスクとなります。
永久歯は28本ですが(親知らずがすべて生えている場合は32本)、80歳で歯を20本以上残すことを目指す『8020運動』というのがあります。なぜ自分の歯を残すべきかというと、健康寿命に直結するからです。
歯があれば食べ物を咀嚼(そしゃく)して栄養をしっかりとれますし、噛む行為自体が脳の活性化にもなります。実際に、高齢になっても歯の本数が多い人は、少ない人に比べて死亡率や要介護率、認知症の発症率が低いというデータもあります。
歯の本数を減らさないためには、毎日のホームケアに加えて歯科での専門的なケア(プロケア)が不可欠です。
今の口腔ケアは治療から予防に舵を切っており、いかに歯を失わないかの研究も盛んです。ホームケアもプロケアも非常に進化しているので、ぜひ知識と意識をアップデートしてこの両輪で歯活をしてほしいと思います。
新陳代謝を繰り返す髪や肌とは違い、歯は抜けたらもう生えてきません。時間も歯の本数もまだ十分あるうちに、正しいケアを習慣化しておけるといいです✨
睡眠の状態を歯科の検査で把握
2026年09月15日

Q.3年前から歯ぎしりに悩んでいます
奥歯がすり減り、歯の詰め物が外れることもあります。かかりつけの歯科医師からは、歯並びが悪くなったのも歯ぎしりのせいだと言われました。
就寝時にはマウスピースを装着し、顎のマッサージも受けていますが、症状は改善せず、寝るのが怖いと感じる日もあります。
A.睡眠外来を受診しましょう
歯ぎしり(ブラキシズム)は、上下の歯が不必要に接触する状態で、「睡眠時」と「覚醒時」に分かれます。放置すると歯の摩耗や知覚過敏、顎関節症、頭痛・肩こりなど様々な不調を引き起こす可能性があります。特に朝の頭痛は咀嚼筋の緊張が原因とされています。
原因は睡眠障害やストレス、生活習慣、薬の影響など多岐にわたりますが、未解明な部分も多くあります。治療にはマウスピース(スプリント療法)や行動療法が用いられますが、根本的な解決策はまだ確立されていません。
症状が続く場合、睡眠外来で「終夜睡眠ポリグラフ検査」を受け、原因や歯ぎしりの有無を客観的に把握することが改善への第一歩となります。
舌の汚れ
2026年09月1日
舌の表面に付着している白っぽい苔状の汚れのことを、舌の苔と書いて「舌苔(ぜったい)」と言います。皮膚でいう「垢(あか)」のようなものです。舌苔(ぜったい)の正体は単なる食べかすではなく、細菌の塊です。舌の表面には「舌乳頭(ぜつにゅうとう)」という細かい凸凹があるため、ここに汚れや細菌が溜まりやすくなっています。
なぜ放置すると良くないの?うっすらと白くついている程度であれば正常で問題ありません。しかし、白く厚くなってしまうと次のようなトラブルの原因になります。

口臭の原因になる: 細菌が汚れを分解するときに、強いニオイのガスを発生させます。口臭の60 %は舌の汚れからきていると言われています。
味覚が鈍くなる: 味が分かりにくくなることがあります。
誤嚥性肺炎のリスク: 溜まった細菌が唾液と一緒に肺に入り込むと、お年寄りなどの場合、肺炎を引き起こす原因になります。
正しいケア方法 : 気になって普通の歯ブラシでゴシゴシ強く磨くのは絶対にNGです。舌の表面を傷つけ、余計に細菌が溜まりやすくなってしまいます。専用の「舌ブラシ」を使う、または、濡らしたガーゼを指に巻いて優しく拭き取ります。舌ブラシを舌の奥に当て、手前に向かって軽い力で一方通行に動かします(往復させない)。回数は1日1回、朝起きたときに行うのが最も効果的です。厚く溜まっている時は一回で取ろうとせずに何日もかけて少しづつ取りましょう。
舌が汚れるのは口腔機能が低下しているせいかもしれません。口腔機能の検査をしてみるのも良いと思います。当院スタッフにご相談ください。
歯科医院でのボトックス治療
2026年08月17日

「ボトックス治療」と聞くと美容外科のイメージが強いかもしれませんが、歯科領域でも注目されています。食いしばり・歯ぎしり・顎関節症などに対して、噛む筋肉の過緊張を和らげるための医療的アプローチです。
美容外科ではしわの改善や小顔目的が主ですが、歯科では咬筋(こうきん)に注射して噛む力を弱めることが目的です。これにより歯や顎の負担を軽減し、症状改善が期待されます。
歯科でのボトックスはこんな方におすすめ!
* 歯ぎしり・食いしばりがある方
* 顎関節症で痛みや違和感がある方
* 食いしばり等でのエラの張りを改善したい方
* マウスピース治療で改善しなかった方
歯ぎしりや食いしばりを放置してしまうと、さまざまなトラブルの原因に、、!
* 歯の摩耗・破折
* 詰め物や被せ物の脱離
* 顎関節への負担
* 肩こり・頭痛
これらのリスクを軽減するためにも、ボトックス治療は根本的な噛みしめの力を緩める手段として注目されています。
特にマウスピースだけでは改善しにくいケースでは、併用が効果的です。
当院ではボトックス治療を行っていますので気になる症状などありましたらお気軽にご相談ください!
バイオフィルムってなーに?
2026年08月4日

バイオフィルムとは、歯の表面に形成される薄い膜で、病原性微生物(バイオ)の集合体と言っても過言ではない汚れです。
私たちの歯の表面にペリクルという薄い膜が存在しており、細菌は定着していません。お口の環境が悪いとそこに細菌が住み着いてバイオフィルムへと変貌します。
口腔内をどんなに清潔に維持したとしてもバイオフィルムの形成を完全に抑止することも困難なのです、、、。
プラーク(歯垢)とバイオフィルムは似ているところもあるんです。
ですが、バイオフィルムを放置したからといって、それが歯石に変わることはまずありません。
歯ブラシでは除去することができない、石のように硬い歯石は、プラークから変化するものであり、バイオフィルムが直接的な原因にはならないのです。
バイオフィルムは歯石の間接的な原因になってしまうため定期的な検診での除去が必要です!!
まだまだ暑い日続きますがお待ちしております☀️
夏こそ気をつけたい!歯の健康習慣
2026年07月16日

暑い日が続く夏は、熱中症対策としてスポーツドリンクやジュースを飲む機会が増えます。しかし、これらの飲み物には糖分や酸が多く含まれているものもあり、飲み方によってはむし歯や歯の表面が溶ける「酸蝕症(さんしょくしょう)」の原因になることがあります。
特に、少しずつ時間をかけて飲み続ける「だらだら飲み」は、お口の中が酸性の状態になりやすく、歯への負担が大きくなります。水やお茶を上手に取り入れ、甘い飲み物は時間を決めて飲むことをおすすめします。
また、夏は冷たいアイスやかき氷を食べる機会も増えます。冷たいものを口にしたときに「キーン」としみる場合は、知覚過敏やむし歯が隠れている可能性があります。「冷たいものだから仕方ない」と放置せず、一度歯科医院でチェックを受けましょう。
さらに、暑さによる疲れや寝苦しさで体の抵抗力が落ちると、歯ぐきが腫れたり、歯周病の症状が悪化したりすることもあります。毎日の歯磨きに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使ってお口の中を清潔に保つことが大切です。
楽しいイベントが多い夏だからこそ、お口の健康を守って思い切り楽しみましょう!気になる症状がある方は、お早めに歯科医院へご相談ください。
毎日のナッツ習慣で歯茎の中がじわじわと割れる!
2026年07月1日

歯の根元が知らぬ間に割れるという疾患があります。健康のために、歯ごたえのある食べ物をよく食べる人は要注意。
歯を失わないためにも習慣を見直しましょう。
日本の成人が歯を失う主な原因は「歯周病」と「虫歯」。これらは当然の原因に思えますが、次に来るのが「破折」です。
歯根破折とはいったい、どのような状態を指すのでしょうか。
歯の根っこ部分にひびが入って割れた状態で、歯茎の中で割れるため目視できず、確認するためにはマイクロスコープという拡大鏡を使用します。
歯根破折の進行が認められると、大半が抜歯になります。
●歯根破折を招く悪習慣
・硬くて歯ごたえのあるものをよく食べる
(ナッツ、フランスパン、硬いせんべい、スルメなど)
・歯と歯茎の境目をゴシゴシ磨く
・食いしばり
・就寝中の歯ぎしり
・ストレスが多く交感神経優位の生活
・湯船に浸からずシャワーのみ
・顎関節症と診断されたことがある
硬いものを食べるとじわじわ割れ目が広がり、破折していることに気づかないまま硬いものを食べ続けていくうちに、はっきりと割れて痛みが出てきます。
予防するためには硬すぎる物の食事頻度を控え、ソフトの歯ブラシを使って歯磨きをする。湯船に浸かってリラックスする時間を作り、できるだけ日常でストレスを溜めないよう心がけましょう。
高血糖で歯が溶ける!
2026年06月15日

虫歯予防には歯磨きに加えて血糖コントロールも不可欠だった!
これまで「甘いものを食べると虫歯の原因になる」と言われてきました。しかし、最新の研究では甘いものを食べていなくても、血糖値が高い人は常に唾液中の糖によって虫歯リスクが高まることが解明され、大きな注目を集めています。
普段から甘いものを控え歯もよく磨いているのに、しょっちゅう虫歯になるのはなぜ?
そんな疑問を持っていた人は、高血糖の可能性があるとのこと。 血糖値が高い人の体内では、血液中の糖が唾液腺を通って唾液の中へと漏れ出し、虫歯菌の格好のエサとなる。 この血液から唾液への「糖の移行」が多い人ほど、虫歯菌や歯垢(プラーク)を増やし虫歯を引き起こしてしまう。
では、血糖値が高いと虫歯予防ができないのか?というとそんなことはありません。
「適切な治療をすれば、口の中の細菌バランスは改善されることが研究結果でも明らかになっています。つまり、医科(内科など)と、歯料が連携して健康特理を行うことが、今後の虫歯予防にもつながるということです」
知らず知らずのうちに歯が蝕まれてしまうことのないように、血糖値には十分気を配りましょう。
虫歯を遠ざけるルール!
・血糖を管理する(食事内容、運動)
・定期的な検診による歯周病ケア
・詰め物はセラミック、金のものに
・キシリトールガムを活用する
・ダラダラ食べをしない
・マッサージで唾液の分泌を促す
歯のセルフケアの4つのポイント🦷
2026年06月2日

歯の磨き残しや不適切なケアは虫歯を招き、歯を失う原因になります。
歯の自己修復力を生かす正しいセルフケアの方法を紹介します。
■ダラダラ食べをしない
食事をすると口の中は酸性になりますが、唾液の働きによって徐々に中性へ戻り、歯の再石灰化が進みます。しかし、飴を長時間なめ続けたり、ジュースや砂糖入りのコーヒーなど糖分を含むものを類繁に飲んだりすると、口の中が酸性である状態が長く続き、歯の表面を修復する再石灰化が行われる時間が短くなってしまい、虫歯の原因につながります。
■適切な方法と力で歯を磨く
磨き残しが多いのは、奥歯の溝、歯と歯の間、歯の根元の部分です。歯ブラシの持ち方が重要で、拳を握るように持つと力が入り過ぎてしまいます。ペンを持つように指先で持つと、細かい動きができるので、歯の隙間や奥の方も磨きやすくなります。
■フッ素で歯を強くする
虫歯の予防には、フッ素配合の歯磨き粉が有効です。歯磨き粉を選ぶ際はフッ素の濃度を確認しましょう。日本では最大1500ppmまで認められており、上限に近い濃度の歯磨き粉が市販されています。
フッ素配合の歯磨き粉は1日2回、特に就寝前に使うのが効果的です。
■ケア用品を活用する
歯垢(プラーク)は、8割以上除去するのが理想ですが、歯ブラシを使うだけでは限界があり、6割程度しか取り除けないといわれています。
ある調査によると、歯ブラシだけの場合の除去率は61.2%ですが、そこにデンタルフロスを加えると79.0%に上がり、さらに歯間ブラシを併用すると84.6%になるという結果でした。