舌の汚れ
2026年09月1日
舌の表面に付着している白っぽい苔状の汚れのことを、舌の苔と書いて「舌苔(ぜったい)」と言います。皮膚でいう「垢(あか)」のようなものです。舌苔(ぜったい)の正体は単なる食べかすではなく、細菌の塊です。舌の表面には「舌乳頭(ぜつにゅうとう)」という細かい凸凹があるため、ここに汚れや細菌が溜まりやすくなっています。
なぜ放置すると良くないの?
うっすらと白くついている程度であれば正常で問題ありません。しかし、白く厚くなってしまうと次のようなトラブルの原因になります。
口臭の原因になる: 細菌が汚れを分解するときに、強いニオイのガスを発生させます。口臭の60 %は舌の汚れからきていると言われています。
味覚が鈍くなる: 味が分かりにくくなることがあります。
誤嚥性肺炎のリスク: 溜まった細菌が唾液と一緒に肺に入り込むと、お年寄りなどの場合、肺炎を引き起こす原因になります。
正しいケア方法 : 気になって普通の歯ブラシでゴシゴシ強く磨くのは絶対にNGです。舌の表面を傷つけ、余計に細菌が溜まりやすくなってしまいます。専用の「舌ブラシ」を使う、または、濡らしたガーゼを指に巻いて優しく拭き取ります。舌ブラシを舌の奥に当て、手前に向かって軽い力で一方通行に動かします(往復させない)。回数は1日1回、朝起きたときに行うのが最も効果的です。厚く溜まっている時は一回で取ろうとせずに何日もかけて少しづつ取りましょう。
舌が汚れるのは口腔機能が低下しているせいかもしれません。口腔機能の検査をしてみるのも良いと思います。当院スタッフにご相談ください。





