今年も1年ありがとうございました
2022年12月29日
江口です。今年ももうすぐ終わりですね。年々1年が経つのが早く感じます。
年末年始ご馳走を召し上がる方が多いと思います。体重と一緒に虫歯にもご注意ください!
虫歯菌は多い人も少ない人もいますが、いつもお口の中にいて、入ってきた食べ物(特に砂糖)をエサにして元気になります。そして酸を吐き出して歯の表面を溶かしていくのです。でも食べ終わって30分から1時間位たつと唾液が虫歯菌に溶かされた表面を修復してくれます!唾液すごい‼︎
それなのにずーっとダラダラ食べ続けてしまうと唾液が修復してくれる時間がありません。虫歯菌は酸を出して出して出しまくり歯の表面をどんどん柔らかく溶かしていきます。おまけに酔っ払ってそのまま寝てしまった!?キャー!歯が泣いています。
年末年始ご馳走はたくさんあると思いますが、食べる時は食べる。でも食べない時間も作ってください。そして寝る前の歯磨きは忘れずに!今年も1年ありがとうございました。
歯科健診はメリットがいっぱい!
2022年12月20日
毎食後、きちんと歯磨きをしている人でも、すべての汚れを落とすことはできないものです。
その取りきれなかった汚れは歯垢となり、歯周病や全身の病気につながります。
歯科医院での定期健診では、【自分では取りきれない汚れ】を取るだけでなく、その方のお口の形状やブラッシングの【癖】を考慮した、正しい効率的な磨き方をお伝えします!
定期的にいらしていただくと、虫歯になりそうなところも早期に見つけることができます!
ぜひ美容院に行くのと同じような感覚で歯科医院にいらして下さい(^^)
佐野
抜歯後の喫煙🚭
2022年12月13日
朝晩冷え込みが強くなってきましたね❄︎
クリスマスが近づいてきたので、はる歯科でも季節を感じて頂こうと、サンタやトナカイの飾りをたくさん飾っています!
来院時に是非探してみて下さい🎅★
さて、今回紹介するのは抜歯後の喫煙についてです。
抜施後、痛くないからといって自己判断での喫煙は様々なリスクを伴うためとても危険です。
【なぜ抜歯後のタバコはNGなのか?】
①傷の治りが遅くなる
私たちの身体には自然治癒する力が備わっているので、安静にしていれば傷が徐々に治っていきます。
これは傷口に血液が供給され、さまざまな治癒効果をもたらすからです。
タバコを吸うと、ニコチンの血管収縮作用により、傷口への血液供給が滞ります。
その結果、傷の治りも遅くなるのです。
抜歯後に飲む薬の効果も弱まり、治療後の傷の治りが通常より遅くなってしまいます。
②「ドライソケット」と呼ばれる激痛の原因になる
抜歯した直後、抜いた部分は顎の骨が剥き出しの状態です。
傷が塞がらないうちに喫煙してしまうと、剥き出しの骨に細菌が入り込み、激痛を引き起こす恐れがあります。
酷い場合には痛みが1ヶ月以上続くこともあります。
③細菌感染しやすくなる
タバコを吸うと血液供給が減ることで、免疫を担当する細胞も活動しにくくなります。また、唾液の分泌も低下することから、唾液による抗菌作用や殺菌作用も期待できなくなります。その結果、細菌感染のリスクが高まるのです。
このようなリスクを避けるために、最低でも抜歯後3日はタバコを控えて下さい🚭
ちなみに電子タバコなら大丈夫なのかというと、、
紙タバコよりも害が少ないイメージの電子タバコですが、残念ながら喫煙であることには変わりありません。
電子タバコの特徴として、歯の黄ばみの原因であるタールがほとんど含まれていないことが挙げられます。
しかし傷の治りを遅くさせるニコチンの量は従来の紙タバコと同等の量が含まれています。
そのため、抜歯後の喫煙は電子タバコであってもNGです。
なかなか難しいことですがお口と全身の健康のためにもぜひ禁煙にチャレンジしてみて下さい!
tono*
【歯周病の治療が糖尿病を改善します】
2022年12月8日
こんにちは^ ^鈴木です!
糖尿病は様々な合併症を引き起こす
「万病のもと」ですが、最近では歯周病も
糖尿病の合併症の一つと考えられています。
糖尿病の患者さんは歯周病になりやすく、
その治療が難しくなりがちです。
その一方、歯周病になると血糖のコントロールが困難になり、糖尿病が悪化しやすいことが解っています。
【歯周病と糖尿病の深〜い関係】
なぜ、歯肉の炎症である歯周病が糖尿病に関わってくるのでしょうか。
出血や膿を出しているような歯周ポケットからは、炎症を引き起こす化学物質が血管を経由して体中に放出されています。
歯周ポケットから出て血流にのった炎症関連の化学物質は、体内で血糖値を下げるインスリンの働きを阻害します。
そのため、糖尿病が発症・進行しやすくなるのです。
【歯周病治療で血糖値が下がる!】
最近では歯周病の治療をすると、血糖のコントロールが改善するという研究成果が数多く報告されています。
具体的には、患者さん自身でブラッシングによるプラークコントロールをしっかり行い、
歯科医院で炎症の原因となっている歯石を確実に取り除く(スケーリング)を行います。
そうすることで歯肉の炎症をコントロールできればインスリン抵抗性が改善し、血糖コントロールの向上が期待できます。
糖尿病の患者さんで歯周病を併発している方は、積極的な歯周病治療をお勧めします。