歯ぎしり、食いしばりなどあごへの負担で顔が肥大化する!?
2025年02月12日
下顔面はあご関節の周りの筋肉によって動き、間接円板というクッションがあることで前後左右にスムースに動かすことができます。
ところが、歯ぎしりや食いしばりによって無理な力が加わったり、歯周病などの影響でかみ合わせに不具合が出ると、あご関節に負担がかかって関節円板が変形する、筋肉がガチガチに固まるなどの悪影響が。これが下顔面のたるみやゆがみ、エラ張りなどの見た目の悪さにつながります。
そうならない為に!あごを意識的に緩めるトレーニングを普段から取り入れてみましょう。舌や歯を正しいポジションに置きながら”ごっくん”と飲み込む動作を習慣づけるだけで、無意識にあごに力が入ってしまうことがなくなり、フェイスラインもすっきりしてきます。いつでもどこでもできますし、リラックス効果も高いので、ぜひ試してみてください!
田中
口腔内写真ってなぜ撮るの?📷
2025年01月20日
歯科医院でのメインテナンス中にお口の写真を撮影することにはたくさん理由があるんです!!
1. 記録の保持
患者さんの歯や歯肉の状態を正確に記録できます。これによって次回の来院時に状態の比較がしやすくなり、治療やメインテナンスの進捗を確認できます。
2. 問題の早期発見
歯石や歯周病、虫歯の初期症状など、肉眼では見落としがちな部分も写真で確認できます。治療が必要な箇所を早期に発見しやすくなります。
3. 患者さんへの説明
写真を用いることで口腔内の状態を視覚的に説明できます!
• 歯石のつき方
• 磨き残し
• 歯茎の腫れ具合
• 歯の摩耗やひび割れ
を直接見てもらえるので、患者さんの理解が深まりセルフケアへの意識向上につながります。
4. 治療計画のための資料
適切な治療計画のために口腔内写真は重要な資料です!特に矯正治療やインプラント治療のような長期的な治療では、初期状態の記録が必要です。
5. 口腔内の状況の共有
ドクターや衛生士で患者さんの状態を共有する際に、写真があれば正確な情報を基に話し合いができます。これによりミスを防ぐことにもつながっていきます!
必要に応じて口腔内写真の撮影を行っています
歯周病と全身疾患
2024年12月20日
歯周病は全身にも広く影響をおよぼします。
自覚症状がなくても歯科検診を受けましょう!
アルツハイマー型認知症
認知症の70%を占めるアルツハイマー型認知症は、アミロイドBというたんぱく質が脳内に蓄積することで発症します。
近年マウスを用いた研究により、アミロイドβは歯周病菌によって産生・蓄積されることが明らかになりました。
また、歯が抜けて噛めなくなることも認知症のリスクを高める原因となります。
動脈硬化
血管に流れ込んだ歯周病菌によって産生された炎症性サイトカインが血栓を作り、動脈硬化を誘発・悪化させる可能性があります。
動脈硬化が進行すると脳卒中や狭心症、心筋梗塞などの命に関わる病気に結びつくおそれがあります。
妊娠トラブル
歯周病になると、子宮を収縮させる作用がある炎症性サイトカインやプロスタグランジンが過剰分泌されます。特にプロスタグランジンは陣痛促進剤として使用されるほど子宮収縮作用が強いため、歯周病の重症化により早産・低体重児出産のリスクが高くなります。
骨粗しょう症
骨粗しょう症は全身の骨密度が低下する病気ですので、顎の骨に炎症が起こる歯周病にも影響が及びます。骨粗しょう症によって顎の骨がもろくなれば、歯周病の症状も悪化します。
メタボリックシンドローム
歯周病患者は肥満やメタボリックシンドロームになりやすく悪化しやすいことが明らかになっています。メタボリックシンドロームと歯周病は肩を並べるように同時進行し、様々な生活習慣病を引き起こします。
“万病の元”と言われる肥満を解消することはメタボリックシンドロームや歯周病の予防につながります。
誤嚥性肺炎
肺炎は日本における死因の第3位であり、その多くが歯周病を発端とする誤の性肺炎です。お口の中の細菌が誤のによって肺に入り込んでしまうことで引き起こされます。
心臓病
心臓まで達した歯周病菌は血管壁に炎症を起こし、狭心症や心筋梗塞の引き金となります。実際に動脈硬化の部分からは多くの歯周病菌が発見されています。また、細菌が心臓弁に付着すると感染性心内膜炎の発症リスクも高まります。
糖尿病
歯周病は糖尿病の6番目の合併症と言われるように、糖尿病になると歯周病が発症・進行しやすくなります。反対に歯周病が進行すると血糖値を下げるインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させる悪循環が生じます。
歯周病の治療をすることで
血糖値が改善しやすいことが報告されています。
鈴木
現行保険証の方が医療費かかる?
2024年12月6日
12月から新規の発行が停止になり話題になっていますね。
マイナ保険証か、現行の健康保険証か、どちらを使うかで医療費が異なります。
現行の保険証を使うと医療費がマイナ保険証を使ったときより高くなります。
初診の場合、医療費が3割負担の患者さんなら初診料に加え、マイナ保険証ならば3円かかります。それに対し、現行の保険証であれば追加の窓口負担は9円になります。
医療のデジタル化を推進するために追加負担がかかるようになりました。
厚生労働省は「マイナ保険証を使えば、患者に聞かなくても治療歴や処方歴を把握できるため、医師らの手間が減る」と説明。つまり、現行の保険証のほうが医療機関側の業務が増える分、診療報酬を手厚くするという論理だそうです。
はる歯科クリニックに通う患者さんもマイナ保険証をご提示いただく方が増えているのを実感します。
マイナ保険証と健康保険証、両方お持ちの方がいらしたら
ぜひマイナ保険証を利用してみてくださいね。
口腔内の異常に注意❗️
2024年12月5日
口腔内には腸内細菌に匹敵するほどの細菌が存在します。これらは常に悪玉菌と善玉菌のバランスが取れており、口腔内の清掃性が悪くならなければ問題は起こりません。このバランスが崩れた時に感染症が発生します。症状が出た際、すぐに歯科医院を受診すれば良いのですが、問題は慢性に経過した場合です。その重症化した代表例が顎骨骨髄炎(がくこつこつずいえん)です。
顎骨骨髄炎になると、原因の歯は抜かなければなりませんし、重定化した場合は、広い範囲で顎骨を削り取らなければなりません。
こうならないためにも、口腔内に何かしらの症状を認めたら、まずは歯科医院を受診するようにしましょう💡
歯が動き出す
2024年11月28日
奥歯を抜けたままにしておくと歯が動き出すこと、ご存知ですか?
歯が抜けたまま放置すると
①歯並び、噛み合わせが崩れる
奥歯がないことでかみ合わせが低くなり、前歯が強くぶつかるようになります。
その結果、前歯が外に傾いて出っ歯になり、かみ合わせのバランスも崩れます。
②歯の寿命が短くなる
片側の奥歯ばかりで噛むようになるため、一部の歯に大きな負担がかかります。
健康な歯がすり減ったり、歯槽骨が吸収されて歯が抜け落ちてしまうこともあります。
③虫歯や歯周病になりやすい
歯と歯の間が広がることで汚れが溜まりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
④顎関節の異常
かみ合わせが悪いと顎に過剰な負担がかかり、顎関節症を引き起こす場合があります。
放置しているとこのようなリスクがあります!お口のことで心配ことや、ご質問がありましたらお気軽にお声がけください!
グミと虫歯
2024年11月18日
おやつにグミが流行っていますね。
いろいろな食感、ザラザラした砂糖がまぶしてあったり
氷砂糖がくっついていたりするものもあります。
アメのように長時間口の中にあるわけではないですが、次々とお口の中に入れていたら、アメと同じように虫歯になりやすいですよね。
グミはほとんどが砂糖と水飴とゼラチンでできています。WHOが推奨する大人の1日の砂糖の摂取量は36gですが、グミ1袋(12粒位)を食べるとそれを超えてしまう物もあります。キシリトールの入っているグミなど少しでも砂糖の少ないものを選んだり、1日何粒までと決めて食べましょう。いろいろなグミに砂糖がどの位入っているかわかるサイトもありますので活用してみてください。
江口
歯周病と全身の関係 糖尿病
2024年11月7日
歯周病があると、さまざまな病気などのリスクが高まることがわかっています。
これは歯周病菌や歯周病菌で生じた炎症に反応して分泌されるサイトカインというたんぱく質が、歯周ポケット内の毛細血管から血液中に入り、全身を巡ることで影響を与えるからだと考えられています。
そのなかでも特に、糖尿病は歯周病と深い関係があり、糖尿病があると歯周病の発症率が健康な場合と比べて、26倍になるという報告があります。
さらに歯周病は糖尿病を悪化させることもわかっています。これは歯周病で生じた炎症によって分泌されたサイトカインが、血糖値を下げるインスリンというホルモンの働きを抑制するためです。インスリンの働きが抑制されると血糖値が上昇し、糖尿病が悪化します。
さらに、血糖値が高い状態では免疫の働きが低下するため、歯周病菌が増殖し、炎症が起こりやすい状態になります。つまり、糖尿病がある場合に歯周病をそのままにすると、糖尿病が悪化しそれを受けて歯周病も悪化するという悪循環になってしまいます。
歯周病の進行具合によって治療法は異なりますが、基本となるのはプラークコントロールです!
症状がないからといって放置してしまうと進行していることがありますので、しっかり定期検診を受けて歯周病を予防しましょう。
田中
歯を丈夫にする栄養ってなに?
2024年10月28日
【歯を丈夫にする栄養が含まれる食材】
歯を丈夫にするためには、カルシウムを摂ると良いと聞いたことがある方が多いかもしれません。特に永久歯がつくられる時期のカルシウムの存在は大切です。
また、歯の多くの部分を占める「象牙質」という組織は、ほとんどがカルシウムで形成されています。そのため、永久歯がつくられる子どもの時期にカルシウムをしっかり摂ることは、丈夫な永久歯を育てるためには重要です。
しかし、すでに生えそろっている永久歯に対しては、永久歯がつくられる期間のような劇的な効果はあまり得られませんが、「再石灰化」という働きに効果があります。
そのため、虫歯を予防するためには、歯のエナメル質が再石灰化する働きが重要です。
逆に、カルシウム不足によって再石灰化が妨げられると、再石灰化と脱灰のバランスが崩れてしまい、虫歯のリスクが高まります。
カルシウムを含む食材は以下を参考にしてください!
・乳製品(牛乳、チーズ、卵)
・魚介類(ししゃも、煮干し)
・海藻類(わかめ、ひじき)
これらの食材を意識して摂るようにしましょう!!
認知症とケア
2024年10月22日
認知症を脳から遠ざけるために
気をつけておきたい口腔ケア
認知症は、脳の損傷や疾患によって引き起こされる
一連の症状のこと。
記憶力の低下、思考力・判断力の衰え、
言語能力の障害などの症状が挙げられます。
老化や病気、怪我がきっかけで発症するほか
日頃の生活習慣や食生活が起因することも。
現代日本では5人に1人が認知症を患っていると
言われるほど身近な疾患で、高齢化が進む現代においては今後さらに増加することが予測されているのです。
そんな認知症と関連しているといわれる歯周病。
歯周病は口内で慢性的な炎症反応を引き起こしますが、
この炎症が全身そして脳の炎症を引き起こすことも
あるのです。
脳の炎症は神経細胞の損傷や死につながり、
認知機能の低下につながると考えられています。
また歯周病を引き起こす細菌が血流を通じて
脳にまで届き、脳内で炎症やタンパク質
「アミロイドβプラーク」の形成を促進する可能性も
指摘されています。
歯周病を防ぐために、歯磨きをするときは
歯の表面だけでなく歯茎との境目もしっかり磨くこと。
また、歯間ブラシやデンタルフロスを使い、
歯ブラシが届かない歯間のプラークも取り除くこと。
定期的に歯科検診を受け、自分の歯肉の状態を
知っておくなどを心がけましょう。
✳︎Suzuki✳︎
veggy ‘24.3.10より