乳歯の生え変わり
2025年10月6日
3歳前後に生えそろった乳歯は、6~7歳ごろから永久歯に代わりはじめ、12歳前後で28本の永久歯がすべて生えそろいます。
乳歯と永久歯が混在している6~12歳ごろの時期は、混合歯列期と呼ばれます。
ただし、乳歯が抜けたり永久歯が生えたりする時期は個人差があります。
成長期における歯の変化はわかりやすいので、周囲と比べて『抜けるのが遅いのではないか』と心配される方もいます。
まれに歯が足りない場合もありますが、生え変わりが遅くても問題がないケースがほとんどです。
混合歯列期に注意したいのが、むし歯になりやすい生えはじめの永久歯。
特に注意が必要なのが「6歳臼歯(第1大臼歯)」です。乳歯の奥歯のさらに奥から生えてきます。
永久歯の歯並びの中心となる大事な歯ですが、顔を出してから生えきるまでに1~1年半かかります。
早い子は5歳ごろから生えてくるので、日ごろから口の中を観察して、生えはじめていたら、丁寧に磨きましょう。
鈴木








