ランナーはむし歯に なりやすいって本当?
2025年04月7日
ランニングやトレーニング中は、体を動かすことで唾液の分泌が減り、口の中が乾燥しやすくなります。唾液には、口内の細菌を洗い流し、歯を守る大切な働きがあります。そのため、唾液が少なくなると、むし歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。
さらに、ランナーはエネルギー補給のためにスポーツドリンクや栄養補助食品を摂る機会が多いですが、これらには糖分が多く含まれていることがあります。糖分が口の中に残ると、むし歯の原因菌が活発になり、酸を出して歯を溶かす原因になります。
ランニングや運動後も、歯を守るために次の工夫を心がけましょう。
1.水分補給は水やお茶が基本
スポーツドリンクを飲む場合でも、運動後は水やお茶で口をすすぐようにしましょう。
2. 唾液の分泌を促す
運動中や後に口が乾燥していると感じたら、ガムを噛んで唾液の分泌を促すのも効果的です。
3. 正しい歯磨き習慣
毎日の歯磨きはもちろん、ランニング後にも一度口をゆすぐ習慣をつけると、むし歯のリスクを減らせます。歯科医院で定期検診を受けることも忘れずに!