小さい頃から予防!!
2025年11月4日
子どもにとって、歯科検診は単なる虫歯チェックだけではないんです!
成長期にある子どもたちの口腔環境は変化が大きいため、定期的な検診を通じてその変化を的確に把握し、適切な対処を行うことが重要です。子どものうちから歯科検診を受けることには、将来の歯並びや全身の健康維持、生活習慣の定着にもつながる多くのメリットがあるのです。
◎虫歯や歯周病の予防・早期発見ができる◎
子どもの歯は、大人の歯と比べてエナメル質が薄く、虫歯が進行しやすい特徴があります。そのため、日常の歯磨きだけでは取り切れない汚れが蓄積すると、知らない間に虫歯ができていることも、、、!
歯科検診では、医師の目で細かな虫歯の兆候や歯ぐきの状態を確認することができるため、初期の段階での治療や予防が可能になります。早期発見できれば簡単な治療で済む場合が多く、子どもの負担も軽減!
小さな異変にもいち早く気づける環境を整えておくことが、将来の健康を守る第一歩となるのです。
◎正しい歯の磨き方を身につける機会になる◎
子どもが自分で歯磨きを行うようになると、磨き残しが出てきがちです。歯科検診では、歯科医師や歯科衛生士が歯の磨き方を丁寧に指導してくれるため、子ども自身が正しいケア方法を学ぶ機会になります。
特に、成長に応じた磨き方のアドバイスを受けることで、子どもは歯をきれいにするべきものとして意識するようになり、日常の習慣として定着していきます。定期的に歯磨き指導を受けていると家庭でのケアの質も向上し、虫歯のリスクを減らすことができます。
乳歯の生え変わり
2025年10月6日
3歳前後に生えそろった乳歯は、6~7歳ごろから永久歯に代わりはじめ、12歳前後で28本の永久歯がすべて生えそろいます。
乳歯と永久歯が混在している6~12歳ごろの時期は、混合歯列期と呼ばれます。
ただし、乳歯が抜けたり永久歯が生えたりする時期は個人差があります。
成長期における歯の変化はわかりやすいので、周囲と比べて『抜けるのが遅いのではないか』と心配される方もいます。
まれに歯が足りない場合もありますが、生え変わりが遅くても問題がないケースがほとんどです。
混合歯列期に注意したいのが、むし歯になりやすい生えはじめの永久歯。
特に注意が必要なのが「6歳臼歯(第1大臼歯)」です。乳歯の奥歯のさらに奥から生えてきます。
永久歯の歯並びの中心となる大事な歯ですが、顔を出してから生えきるまでに1~1年半かかります。
早い子は5歳ごろから生えてくるので、日ごろから口の中を観察して、生えはじめていたら、丁寧に磨きましょう。
鈴木
働く30代、どうして歯のケアが大事なの?
2025年09月18日
30代は、将来自分の歯をどれだけ残せるか、の大事なとき。
年齢を重ねるごとに上がってくるのは歯周病のリスクです。
歯周病はむし歯と違って痛みなどの症状が出にくく、働き盛りの30代は、忙しさのせいでお口のケアがおろそかになりがちです。
その一方で、加齢とともに体の抵抗力は下がっていくので歯周病が進みやすくなります。
歯周病は、糖尿病や心疾患など様々な全身の病気のリスクを高めることもわかっています。
特に女性に知っておいてほしいのが、妊娠中に歯周病になると早産や低出生体重児出産のリスクが高まること。
そのリスクは飲酒や喫煙よりも高いと言われています。
そんな歯周病を予防するためにも大事なのが毎日のオーラルケアです。
自分の歯を一生残せるか、健康状態が大きく変わってきます。
やっているつもりでも間違った方法だと意味がないので、正しい方法を知ることも大切です。
また、定期的に検診やクリーニングを受けることも欠かせません。
“人生100年時代”と言われる現代、一生健康に、自分の歯で美味しくものを食べるためにも、30代の今こそ、オーラルケアを見直しましょう。
40代から増えるオーラルトラブル
2025年09月12日
こんにちは!
まだまだ暑い日が続きますね。
今回はオーラルトラブルについてです!
Q. 40代に入ってから、口の中が気になり始めました。
歯ぐきが下がってきたように感じるし、朝起きると口がネバついています。これは加齢のせいでしょうか?
A. 40代以降に増えるオーラルトラブルのサインかもしれません。年齢を重ねると、体だけでなくお口の中も変化していきます。
歯周病、知覚過敏、歯の根元にできやすく進行も早い大人のむし歯など、40代から急増するお口のトラブルはたくさん!また、40代はストレスの多い時期でもあり、無意識の歯のくいしばりや歯ぎしりによって顎関節症につながるケースもあります。
「口が開きにくい」「顎がカクカク鳴る」などがあれば、顎への負担がかかっているかもしれません。
予防のためには、歯科医院での定期的なクリーニングや知覚過敏・むし歯対策のフッ素塗布、噛み合わせのチェックやマウスピースの導入、日々の磨き方などセルフケアの見直しが必要です。
将来の健康寿命を守るためにも、まずは気軽に歯科検診を受けてみましょう。
保険の入れ歯での違和感はありませんか?
2025年08月1日

他院で作った入れ歯が合わず、痛みや違和感に悩まれている方は少なくありません。
また、歯科医師に自分の希望を伝えにくい、歯の状態を見せるのが恥ずかしいと
感じている方も多くいらっしゃいます。
はる歯科クリニックでは、こうした入れ歯に関するお悩みに真摯に向き合い、
患者さま一人ひとりに合った治療を行っています。
その結果、快適に食事や会話を楽しめるようになった方がたくさんいらっしゃいます。
他院で「入れ歯はこんなもの」「これ以上の治療は難しい」と言われた方も、
当院で改善できる可能性があります。
合わない入れ歯には、必ず原因があります。
決して諦めず、お一人で悩まずに、ぜひ一度ご相談ください。
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舌の役割
2025年07月22日
江口です。毎日暑いですね。ワンちゃん達は舌を出して体温調節をしているそうです。人間がしていたらちょっと面白い人と思われそうです。
では、人間の舌の役割は何でしょう。
1食べる
2飲み込む
3しゃべる
4味を感じる
5呼吸
6唾液を出す
味を感じる為の味蕾(舌のつぶつぶ)は赤ちゃんの時には10,000個あり、成人では7,000個、高齢者では5,000個まで退化してしまうようです。高齢者は少し味を感じにくくなるようです。舌の筋肉も弱ってきますので、誤嚥をしたり、滑舌が悪くなったりします。そこからお身体の調子が悪くなる入り口になることもあるので注意が必要です。おいしく食べて、楽しくおしゃべりして、健康でいる為に舌のトレーニング法もあります。
ぜひご相談下さい。
歯を失う原因にもなる「歯ぎしり」
2025年06月3日
健康な歯を維持するためには、むし歯や歯周病だけでなく、見落としがちな「歯ぎしり」にも注目することが大切です。
歯ぎしりの主な原因は、ストレスや歯の噛み合わせのズレです。就寝中の歯ぎしりは、歯の表面がすり減ったり、歯の付け根がダメージを受け、知覚過敏や顎関節への負担が増大することがあります。寝起きに顎が疲れていると感じる人は、歯ぎしりが原因の可能性が高いため注意が必要です。
歯ぎしりが続いている場合は早めに歯科医院を受診することが大切です。放置すると歯や顎へのダメージが悪化し、取り返しのつかない状態になることもあります。歯ぎしりを放置せず、適切なケアと予防で健康な歯を守りましょう!
気になることがあればお気軽にご相談ください。
赤ちゃんのお口の中のケア
2025年05月12日
今回はまだ歯が生えていない赤ちゃんにしてあげると良いお口のお手入れについてお話していこうと思います!
まだ乳歯が生えていない頃からお口をお手入れする主な目的はお口に触れられる抵抗感をなくしていくことです。
赤ちゃんはお口の中に何かが入ろうとすると反射的に舌で押し出そうとします。
このような反射がずっと残ってしまうと、離乳食や歯磨きが始まった時に困ってしまいます。
ほっぺを触ったり、唇をつまんだり、お口の中をガーゼで触れるといった様々な刺激を与えてあげることでお口に触れられる抵抗感をなくしていくと良いとされています。
1.清潔な使い捨てガーゼを用意する
なるべく使い捨てのカーゼを使用しましょう。
2.お口が良く見える体制になる
歯が生えてきた後もこの体制が重要となってきます。赤ちゃんが突然頭を動かしたときに危険なので、後頭部をしっかりと固定しましょう。
3.お口周りのマッサージをする
いきなりお口の中に指を入れるとびっくりしてしまうので、ほっぺを触ったりお口の周りを触ったりして、お口の外のスキンシップから行いましょう。
4.ガーゼでお口の中を優しくぬぐう
ぬるま湯に浸したガーゼを指に巻き付け、お口の中にいれて優しく拭いていきます
上顎、上唇の裏側や舌を優しく拭きます。
まだ歯が生えていない赤ちゃんには歯ブラシの必要はありませんので、1日1回を目安にガーゼでケアをしてあげるとよいでしょう。
歯が少しでも生えてきたら受診することをオススメいたします。
歯の生え方に問題がないかなど、定期的に見ていくことが大切です!
また、小さいころから歯医者さんに行く習慣があると、歯医者さんへの抵抗感がなくなるのでとてもオススメです!
ランナーはむし歯に なりやすいって本当?
2025年04月7日
ランニングやトレーニング中は、体を動かすことで唾液の分泌が減り、口の中が乾燥しやすくなります。唾液には、口内の細菌を洗い流し、歯を守る大切な働きがあります。そのため、唾液が少なくなると、むし歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。
さらに、ランナーはエネルギー補給のためにスポーツドリンクや栄養補助食品を摂る機会が多いですが、これらには糖分が多く含まれていることがあります。糖分が口の中に残ると、むし歯の原因菌が活発になり、酸を出して歯を溶かす原因になります。
ランニングや運動後も、歯を守るために次の工夫を心がけましょう。
1.水分補給は水やお茶が基本
スポーツドリンクを飲む場合でも、運動後は水やお茶で口をすすぐようにしましょう。
2. 唾液の分泌を促す
運動中や後に口が乾燥していると感じたら、ガムを噛んで唾液の分泌を促すのも効果的です。
3. 正しい歯磨き習慣
毎日の歯磨きはもちろん、ランニング後にも一度口をゆすぐ習慣をつけると、むし歯のリスクを減らせます。歯科医院で定期検診を受けることも忘れずに!
歯磨き粉(歯磨剤)について
2025年03月28日
今回は歯磨き粉(歯磨剤)についてお話しします。
皆さんは歯磨きをするとき歯磨き粉をどのように使っていますか?
歯磨きには大きく分けると虫歯予防と歯周病予防の二つの役割があります。
今回は、虫歯予防での歯磨き粉の正しい使い方です。
気を付けてほしいポイントが4点あります。
①歯磨きを1日2回以上行っているか(就寝前を含む)
1日に1回なのか2回以上なのかで、虫歯予防に大きな差が出ます。
②フッ化物濃度が1450と表記されているものを使用しているか
日本で販売される歯磨き粉については、フッ化物濃度が1000以上の場合は必ず濃度が表記されていますのでパッケージを確認してみてください。
③歯磨き粉をブラシの端から端まで(長さ2秒ほど)たっぷり出しているか
せっかく高濃度のものを使っても、例えばブラシの半分程度だと含まれるフッ化物の総量も半分になります。遠慮なく使ってください。
④うがいは少量で1回のみ
少量とは、大さじ1杯くらいです。片手ですくえるくらいとイメージしてください。
せっかく歯磨き粉をたっぷり使っても、フッ化物を水で流してしまってはもったいないです。
以上の4点を守ることが、甘い物を控えること以上に虫歯予防には重要になります。