糖尿病の真犯人は歯周病?!
2022年09月3日
こんにちは!最近は涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。今回は歯周病の合併症についてお話しします♪
糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの量が保てず高血糖が慢性的に続く病気です。その糖尿病になると合併症として歯周病が著しく促進されます。
歯周病の直接的な原因は、プラーク(歯垢)です。歯に付着した細菌の塊で、進行すると歯を支えている骨を溶かし、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。糖尿病の人は、プラークの歯に対する抵抗力が弱まっているため、歯周病になりやすく悪化しやすくなってしまいます。
反対に、歯周病になると糖尿病も起こしやすくなります。歯周病の原因菌は悪玉物質を出しながら血液を介して全身に広がっていきます。その影響で慢性炎症が起こり血糖値が上昇してしまうのです。
歯周病は糖尿病の他にもさまざまな症状の原因菌になることがわかっています。まさに歯周病は「万病の元」といっても過言ではありませんね!
江頭