このような疑問をお持ちではないでしょうか?
- 本当に歯を抜かないといけないのか?
- 歯を残すよりインプラントの方がいいのか?
- 痛くないのに歯の神経をとらないといけないのか?
- 治療を続けているがこのまま痛みが取れないのか?
- 歯肉の腫れが引かないが、このままでいいのか?
セカンドオピニオンを受ける際に、1点気をつけなければならないことがあります。
それは診断する医師には経験と診断力の差があるということです。適切な診査診断、そして適切な診療へ導くことは容易なことではなく、すべての医師が対応できるわけではありません。
つまり、単に複数の医師の意見を聞くのではなく、医師の専門性、経歴、信頼性をできる限り把握しておくことが重要になります。
歯科は、次のような専門分野に分かれています。
複数の分野に広く対応しているのが一般歯科医ですが、専門分野に特化して臨床・研究・研鑚を積んで資格を得ているのが、各分野での専門医です。(ただし、専門医の認定制度にはいろいろな種類があります)
診断に納得された上で、根管治療が必要な場合には、
専門医による「根管治療」をご検討ください
このような内容が歯科医院のホームページなどに書かれているのを目にすることも多くなってきています。
しかしながら、以前から根管治療の専門医でラバーダムを使用しない医師はいません。そして現在では、多くの症例でマイクロスコープを使用し、我国の保険診療では採算の合わない高価な器具や材料を必要に応じて使用しています。
本院でももちろん、歯科用CT、マイクロスコープ、NiTiファイル、MTAセメントなどを使用して、診断と処置を行ってきています。
ただし、専門的な機器や器具・材料が使われていることが重要なのではなく、正しい診断の元に機器や材料の有効な使い方がされていなければなりません。つまり、経験豊富な専門医が必要になるのです。
歯科医師・歯学博士
元鶴見大学歯学部教授
日本歯科保存学会保存治療専門医
日本歯内療法学会認定専門医
ICD制度協議会認定Infection Control Doctor
(感染予防対策資格を有する医師)
大学教授の経歴を持ち、歯を残す治療(根管治療の他、虫歯・歯周病治療)に豊富な知識と経験を持ったドクターが担当します。担当医は、根管治療の専門医(日本歯内療法学会指導医)、歯を残すための総合歯科医療の専門医(日本歯科保存学会保存治療指導医)の資格を保有し、指導医として専門医の育成や指導のも携わってきています。
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一般的な根管治療の成功率は60-80%といわれていますが、根管の構造や形態の複雑性、根尖病変の有無、再根管治療か否かによって異なります。的確な診断の元に、専門医が必要な機器・器材を使用して根管治療を行うことにより、成功率は90-94%に上がります。
根管治療で治癒しない場合には、外科的処置が検討され、時には抜歯となることもあります。
どこまで、時間と労力・費用をかけて治療を続けるかは、患者様の歯の保存に関する希望の強さと、口腔内外の機能や管理全体を診断して決める必要があります。
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。 ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
当院で治療した症例は治療症例集をご参照ください。