入れ歯にも定期検診を!
2024年06月25日
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入れ歯は自分の歯とは違い、定期検診は不要だと思っていませんか??
良いコンディションで心地よく使っていただくためには検診は欠かせません。
日常的に使う入れ歯には、さまざまな変化が起こるからです。
人工の歯は徐々にすり減っていきます。
進行すると当然噛み砕く効率は落ちていき、安定も悪くなっていきます。その結果、強い力で噛むようになり、噛み合わせのバランスが崩れるため、口の粘膜が痛くなることがあります。
部分入れ歯の場合、噛み合わせが悪くなってしまうことで入れ歯以外の自分の歯に負担がかかり始めてしまいます。
また、口の中も加齢による変化は避けられません。
特に歯がない部分は骨が痩せることで入れ歯周囲の組織に変化が生じます。
ぴったり作られていた入れ歯も、だんだんと隙間ができていき、ものが詰まりやすくなる、入れ歯が外れる、痛いなどの症状がでます。
長年使っている入れ歯には、歯石などがこびりついたりもします。劣化した方入れ歯ば最近の温床となって、口臭や粘膜の炎症、さらに誤嚥性肺炎の原因になる可能性もあるので、定期的にメンテナンスを受けましょう◎
佐藤