誤嚥事故から子供を守りましょう!
2021年06月22日
食べ物や飲み物などの異物が気道に入ってしまうことを誤嚥(ごえん)といいます。
誤嚥は、発生からものの5分で、永久的な障害や死亡につながってしまいます。
大切なお子さんを身の回りの危険から守りましょう!
私にも4歳と3歳の甥っ子、姪っ子がいるので気が気ではありません。
まず子供の口のサイズに注目してください。
子供の口のサイズの目安は直径約4センチ
トイレットペーパーの芯と同じくらいです!
さらに気道はというとその子の小指と同じ太さと言われています。
口を通過するサイズなら、食べ物に限らず全てのものが誤嚥を起こす可能性があります。
誤嚥は0〜3歳が大部分を占めます。
原因としては
①低年齢児は周りを知る意欲が強く、手にしたものを口に持っていく
②危険性の学習がない
③危険性の予測も不十分
④咀嚼(そしゃく)や嚥下(えんげ)などの運動機能の未発達と経験不足
などがその要因です。
誤嚥しやすいものとしては
ビー玉、ブロック、マグネットなどのおもちゃ類や
食べ物ではミニトマト、ブドウ、飴、ゼリー菓子などが多いですね。
食べ物に限らず全てのものが誤嚥を起こす可能性があります。
口に入りやすく、喉に滑り込みやすい形や表面の性質(球状、なめらか)をもってるものに注意をしましょう!
鈴木